お金

離婚と慰謝料と税金

denroku

慰謝料に税金はかかるのか?

結論から言えば「常識的な額であればかかりません」。この「常識的な~」がくせ者です。。
何をもって「常識的」というのか?その判断基準をだれも明確にしてくれないのです。

今回の離婚で私は結構な額の慰謝料を手にしました。「裁判になったときの慰謝料」よりも遙かに多い額を手にしたのです。相談していた何人かから「贈与税・所得税はかからないのか?」と言われましたので、担当していた弁護士の先生にも相談しましたが、弁護士の先生も

「弁護士の判断としてはかからない。が、税理士の判断ではかかる可能性があると言う意見がある」

という「結局どっちなの?」というものでした。
別途で単発相談が出来る税理士を探し(ココナラを利用しました)、有料で相談したのですが「弁護士の先生と結論は変わらない」というお話し。。ただしとても有益だったのは「税務署に相談して相談実績を作っとくのがいい」というアドバイスでした。

税務署も答えてくれない

早速税務署に電話し、国税相談 > 管轄税務署 とたらい回しにされましたが、最終的には管轄税務署の職員方と会話をしました。
(このとき知りましたが国税の最初の電話相談口は外部委託です。国税職員に対応してもらえるように電話アナウンスをしっかり見極めた方がいいですよ。私も最初の電話相談対応者が余りに適当な回答をするおっさんだったので、速攻でかけ直して国税担当者を捕まえました)

残念ながら、ここでも「税金は払う必要がある/無い」の結論は出ませんでした。。。
職員の方曰く

  • 慰謝料というお金の性質上、それが贈与税・所得税の対象になる可能性は限りなく低い
  • 相談窓口では税金がいる/いらないの判断はしておらず別部署となる
  • 今後なんらか連絡がいったとしても、相談したということと、どういうお金かをしっかり説明してもらえばいい
  • 結果として税金が発生する可能性はゼロではないが、このように相談したという実績を残しといてもらえれば、いきなり追徴課税ということはない
  • 今は待つしかない(おいっ!!)

との回答をもらったので、待ちとすることにしました。
念のため電話のやり取りはICレコーダーに録音しておきましたが。

贅沢な悩みだとは思っていますが、お金とくに「支払うべきかも知れないお金」というものに結論が出てないまま座りが悪い状態を続くのがなんとも落ち着きません。
しかしまぁ自分が悪いことをしたわけでは無いということで、現状を開き直って受け入れることとしました。

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